【TOP TIMES 2024 NO.34】中央大学高等学校

今回の学校紹介は

中央大学高等学校」、通称:中大高(ちゅうだいこう)です。

 

文系に強い大学として名高い「MARCH」の「C」は中央大学です。

 

中央大の附属校は

①中央大高校(文京区)

②中央大杉並高校(杉並区)

③中央大附属高校(小金井市)

④中央大附属横浜(横浜市)

の4校です。

 

 

①~③の高校は、東武東上線からのアクセスも悪くなく、埼玉県に住んでいても志望校の候補には入れやすい高校です。

 

しかし、中央大の附属校は、入試のレベル・校風・生徒の雰囲気はかなり違います。

 

今回は、中大高についてまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

中央大学高校

 

 

 

中央大学高等学校の基本情報

アクセス東京メトロ丸ノ内線 後楽園駅から徒歩5分。東武東上線 鶴瀬駅から約1時間。
特徴大学キャンパス内に併設されており、中央大学の附属校の中ではもっとも小規模。制服ありの共学校。中央大学へは95%の進学枠があり、推薦枠をもったまま他大学受験も可能(条件あり)。
入試形態推薦入試(募集定員:男子25名、女子25名)一般入試(募集定員:男女合わせて70名)
日程1月22日 →発表1月22日2月11日 →発表2月12日
試験科目5科目の筆記試験と面接
出願資格:3年間通じて評定に1・2がない。3年生が9科目37以上。(合格者平均は約42)
英語(各60分)・国語・数学(各50分)
グループ面接あり
注釈自己推薦入試が不合格でも、一般入試を受験可。その場合、加点10点がある。数学の難易度が推薦・一般共に高く、国英は8割、数学は6~7割を目標に得点しておきたいところ。英語に力を入れている学校でもあるため、入試でも英語の点数配分は大きい。

最寄り駅が、後楽園駅と好立地である。放課後には東京ドームの音漏れも楽しめるかもしれない(笑)

 

人数は1学年120名ほどと、中附や中杉の約半分程である。施設面では校庭がない、学食は大学の施設と併用など、かなり小規模な学校である。

中附が大規模で「自由」を売りにしているのに対して、中大高は小規模な分、「アットホームさ」「手厚さ」を売りにしている。まじめで落ち着いた生徒が多い印象である。

中杉のHPより引用。各附属校の違いについてまとめ。

毎週のように小テストがあるのが有名で、2年次以降で英検2級が取得できていない生徒向けに0時限目というものもある。附属校ながら勉強にもかなり力をいれている印象があります。

それでも、中央大学には9割の生徒が内部進学しており、学校が理工学部のキャンパス内にあるという立地も生かして理系の高大連携プログラムも充実しています。

大学進学ための勉強というよりは、各々の興味や学問的探求心を大事しているのは他の中央大学の附属校と同様である。

 

そんな中大高の倍率はここ数年、3倍前後をキープしています。そもそもの募集人数が少ないかつ、この高倍率なので、いかにして周りと差をつけるかという勝負になっています。

 

一般入試の合格者平均点を見てみると、数学が難化傾向にあり、2024年度に至っては英・国と約20点の差があります。配点的には英語が重視されていますので、英語を安定させつつ、数学で差をつけられるような勉強を心がけましょう。

 

 

中央大学の附属校は、その学校ごとに入試形式や問題に特色があるので、学校に合わせた対策をしなければなりませんね。

 

 

自分に合う学校かを見極める方法

 自分に合う学校かを見極める方法は、実際にその学校に行って、その学校を見てみる以外にありません。ネットの情報を見たり、友達や親からの話を聞いたりしているだけではダメです。

 

まずは、高校のイメージを持つためにも、自分の目でその学校の中身を見ましょう。文化祭・説明会が王道ですが、それ以外にも放課後の学校を外から見るのもアリです。

 

特に1・2年生は早めに行動しましょうね。

 

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以前のものですが、中附の紹介も併せてご覧ください!

この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!