【TOP TIMES 2024 NO.36】「習ってないからできません。

「習ってないからできません」

中1・2の子たちが、テストや模試の点数が悪かったときや自分の想定外の問題が出た時によく言う言葉があります。

それは、「学校で習ってないからできません。」「(先生から)教えてもらっていないからできません。」ということです。

一方で、成績トップの子たちや中3の子たちからは「習ってないから…」ということはほとんど聞いたことがありません。

この差はいったい何なのでしょうか。

それは成績トップの子たちや中3生は、現実はそんな甘くないということをよく理解しているんだと思います。

 

 

中3になって実際の入試問題を解いていれば、学校で習ったことが出題されるほうが少ないと感じることが多々あるります。北辰テストや公立入試では、教科書内容からかけ離れないように作成されている問題にも関わらず、学校では決して習わないテクニックを使う問題は当然のように出題されます。

 

さらに、私立高校では、中学範囲を逸脱した高校範囲の問題が出されることだって珍しくありません。目指すところが高くなればなるほど、「習っていないからできません」なんて言葉が通用しないことを痛いほど味わうことになります。

 

不合格になったときに「教わってないからできません」なんて言い訳が通用するわけがありませんね。

不公平でも、理不尽でもなんでもなく、これが現実であることをまず理解してください。

 

 

 

《上》を目指すということ。

これを読んでいる人たちにとって、学校の定期テスト勉強を頑張ることは、基本中の基本だと思います。

 

その中で、さらに《上》を目指すとは、どういうことか。EIMEI-TOPには、全国模試100番以内に入っている超上位ランカーがいます。その子が模試への意気込みを送ってくれました。それがこのLINEです。

 

この前のめりさが、結果を出す姿勢そのものだと思いました。

 

学校の授業内容は各学校の先生によって異なります。

 

 

入試知識まで落とし込むような学校の先生もいれば、教科書の内容をなぞるだけの先生もいますね。そんな各学校の事情に合わせる必要は全くありません。

 

 

見たことない問題・自分が知らない問題“ほど”勉強すること。

 

今まで解いたことがない問題にも果敢に挑戦する勇気を持つことが《上》を目指すということだと思っています。

 

今、高校1年生のある先輩の話です。中3の初めにSS70を受講することに決めた彼女は、周りの子たちがすらすら問題を解いていくのを見て、レベルの差を痛感し、悔しさのあまり家で涙を流したそうです。

 

しかし、先輩は1月に偏差値70オーバーの私立高校に合格を決めました。

1年前、流した悔し涙を、今年うれし涙に変えた先輩です。

 

 

挑戦には痛みが伴う

何かに挑戦すると、辛いこと・逃げ出したいことにぶつかります。それは挑戦というものが、負荷をかけて、今の自分にはもっていないものを、本気で獲得しようとすることに他ならないからです。

 

 

もちろん、挑戦するかしないかは、自分自身で選ぶことができます。

部活や習い事を理由に、上を目指さないという選択を否定はしません。

「習っていないから」と自分の努力不足や能力不足を他人のせいにすることも否定しません。

 

 

 

でも、挑戦した人にしか《見えない景色》があることは、理解しておくと良いと思います。先輩たちのように挑戦する人をEIMEI-TOPでは全力で応援しています。

 

 

挑戦に臆する人は、その先には、ライバルが手を止めて考えている問題を、すらすら解ける自分を想像してみてください。ワクワクしてきませんか。

 

 

 

自分の未来をワクワク想像できる、こんな素敵なことは他にないと思います。

この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!