東洋大学の附属は全部で3つ。
近年、志願者数を大きく伸ばしている
東洋大学
その志願者数は、日本でも、5本指に入ります。

「日東駒専」と、1つの大学群の一角として語られることの多かった東洋大学ですが、
最近の日本大学の学生の不祥事による不信感が原因と考えられる受験者の流れ込みや
群馬県にあったキャンパスを2024年4月から都心からも通いやすい朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転したことなどが要因となり、日東駒専の中では頭一つ抜き出る形になっています。
実際の大学のレベル感的には、偏差値60前後の公立高校(川南・和国・坂戸など)の子が、第一志望にすることも多いでしょうし、MARCHを目指して、ダメだった時の第一候補になるのが東洋です。偏差値55前後の公立の子(朝霞など)が東洋に行けたらすごい!となるイメージです。
そんな東洋大学の附属校にあたるのが全国に3つあります。
①東洋大学附属姫路高等学校(兵庫県)
②東洋大学附属牛久高等学校(茨城県)
③東洋大学京北中学高等学校(東京都・文京区)
今回、東洋大京北高校の塾対象の学校説明会に参加してきました。
全校生徒の8割は都内から通うそうですが、1.5割は埼玉から通う生徒もいます!実際に足を運んで、EIMEIグループの生徒も選択肢になる高校だと思いましたので、ぜひ参考にしてみてください!


東洋大学京北高校の基本情報
アクセス | 丸の内線 茗荷谷駅から徒歩15分。東武東上線 鶴瀬駅から約1時間(乗り換えなしで通学可) | |
特徴 | 2015年から校舎を移転したのを機に、男子校から共学校(制服あり)へ。校舎は、まだ築10年ほどなので新しく先進的なデザインで、おしゃれな雰囲気。校庭もめちゃくちゃ綺麗。東洋大学への進学率は3割ほどで、内部進学のためには一定の基準を満たしてないといけない(生徒の7割強はその基準を満たせている)。 | |
入試形態 | 推薦入試(募集定員:30名) ※単願のみ | 一般入試(募集定員:110名) ※併願優遇制度あり |
日程 | 1月22日 | 第1回:2月10日 第2回:2月13日 |
試験科目 | 英語・国語・数学(各50分/各100点) | 英語・国語・数学(各50分/各100点) |
注釈 | 基本は、単願でも、併願(一般)でも、基準となる内申点があり、それを満たしていれば合格となる(模試による偏差値による基準はない)。埼玉県内の私立同様、単願の方が基準は低い。内申点は、5科目が重要で、副教科の数値は2がなければ問題ない。 |
埼玉から通学圏内にある東洋大の附属校。「茗荷谷駅」が最寄りなので、東武東上線からは乗り換えなしで通学可能!とにかく校舎が綺麗、全部がオシャレ!終日チャイムがならないのは、珍しい。部活動は、盛んという感じではない印象でした。
学校教育の根幹は「授業」と位置づけ、日々の授業を大事にしているのが説明会で強調されていました!
そのことを前提に、
①建学の精神に根差した生き方を伝える「哲学教育」
②大学附属校の利点を生かしたキャリア教育や理数教育
③国際教育
にを入れているそうです。
東洋大学側的にも、理工学部や総合情報学部など理系学科を強くしていきたいという思いがあるため、大学の教員と協力した理系の研究をする活動も力を入れています。
東洋大学に内部進学するためには、条件があるので、高校生活での学業もそれなりにしっかりやらないといけません。高校としても、東洋大学に進学しようという教育はしておらず、むしろ上位校を目指せるようなサポートも充実しています。
入試は、埼玉のお約束がある私立同様の「併願優遇」制度が導入されているので、入試の前にほぼ合否が決まります。詳しい基準が知りたい場合は、個別でお問い合わせください。