2/21&22で2024年度の公立入試が終わった(追試もあるが)。
埼玉県の公立の受験生は約4万人。県内の中3生が約6万5千人なので、約3人に2人は公立高校を第一志望とし、受験をしている。
なので、最も一般的で、身近な受験が公立受験であることは間違いない。そんな公立入試をいろんな角度から分析してみよう。
高偏差値帯の高校は、高倍率
言わずもがな、高偏差値帯の高校は、倍率も高い傾向にある。
普通科の中で、ダントツで高倍率なのは市立浦和高校。
ただ、ここ数年は倍率2倍を超えていたので、今年はかなり倍率が下がったことになるが、依然として超人気校である。
EIMEI-TOP生が進学することの多い、御三家と呼ばれる浦和・浦和一女・大宮、川越や川越女子、少しランクを下げて和光国際や川越南なども例年通り1.5倍付近と県内でもトップの倍率を誇っている。
定員割れといって倍率1を切る学校もある中で、
高偏差値帯の高校がここまで高倍率なのはそれぐらい魅力的な学校だという証拠でもあるのだ。
公立・普通科の高倍率高校 市立浦和(偏差値69) 1.73 蕨 (偏差値66) 1.49 市立川越(偏差値53) 1.49 春日部 (偏差値68) 1.47 川越 (偏差値68) 1.46 和光国際(偏差値61) 1.46 など |
ここで少し、ピックアップしたいのが、所沢北高校だ。所沢北高校は偏差値65ほどの共学校であり理数科もあることで、東部では有名な進学校。そんな所北、去年の倍率は1.31と例年より低くなったことで話題になり、今年の倍率は1.11と去年をも圧倒的に下回る倍率になった。
原因はさだかではないが、憶測で分析をすると、比較対象になりやすい所沢高校や川越南高校と比べると“地味”な印象が否めない。
どうしても勉強色が強い学校で、大学の進学実績をアピールしている印象がある。素晴らしい学校だとは思うが、勉学だけではないそれ以外の要素、部活や学校行事、学校の設備、環境、そして学内の雰囲気などが影響しているのだろう。
ただ、これを読む高校受験を控える生徒に伝えたいのは、倍率が高い・低いがその高校の良し悪しを決めるものでは決してないということ。ネットの意見や他人のアドバイスではなく、実際にその高校を自分の目で見て選ぶことを大事にしてほしい。
そして、倍率に関してはもう一つ伝えておきたいのが、公立受験だと1.5を超えると高いとなるが、大学受験や難関私立・国立受験では大した数字ではないということ。
大学受験では、倍率3倍は当たり前、人気の大学や学部は5倍、6倍もざらにある。さらに、高校受験でも早慶やMARCH附属など大学附属校、国立高校は3倍、4倍となる。公立受験は受かる人数の方が多いが、大学入試や難関私立・国立高校受験では落ちる人数の方が圧倒的に多いのである。
受かる人の方が多い入試で勝つ戦略
倍率的に公立入試では受かる人の方が多いと前述したが、そんな入試の中で勝つためには何が必要かを考えて欲しい。
落ちる人の方が多いなら、自分が周りより秀でてないといけない。しかし、受かる人の方が多いなら、周りより劣らなければいい。
同じことを言っているようだが、全然違う(笑)
要は、公立入試では取るべきところをしっかり取れれば受かる。入試ではいわゆる難問と言われる問題も出題されるが、正答率が極端に低ければ解けなくても問題ない、逆にみんなが解ける基礎的な問題は確実に解けなければならない。
今年の公立入試の問題を分析しても「お前はちゃんと基礎がついているか?」と問われていることは間違いない
(各教科の分析もぜひ目を通してほしい)。
この基礎のレベルはその学校ごとに求められるものは違うのだが、とにかく基礎の徹底が公立入試では必要だ。TOPの2年生は、今SS70では北辰対策としてこの基礎を徹底している段階だと思ってほしい。
1&2学期でSS70をやってきた人にとっては、難易度が下がったように感じるかもしれないが、それが大事。
凡事徹底。
3年生になる前のこの時期にいかに基礎を徹底できるかが勝負だ。