2024年度 中央大高校(推薦) 数学 所感

中央大学の4つある附属高校の1つ「中央大高校」

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《数学(推薦)》 

推薦入試なので難易度はそこまで高くない。しかし、他のMARCHの推薦入試があるところと比べると、ワンランク求められるレベルは高いように感じる。時間的制約が少し厳しいので、手早く正確に解く訓練は心がけたい。

大問1~3 基礎計算

正負の計算、2次方程式、確率と、どれも基本問題。絶対に間違えてはいけない。

 

大問4 箱ひげ図

最近のトレンドになっている「箱ひげ図」難しくないが、考えられるパターンをすべて求めなければいけないので、箱ひげ図の特徴を理解した上で、絞っていかなければいけない。

 

大問5 規則性

やや難。誘導に乗っかり、規則性に気づけるかどうかが重要。偶数と平方数(2乗の数)に注目すれば、規則に気づける。気づければそこからは簡単。

 

大問6 平面図形

3平方・円周角の知識も多少必要かもだが、基本は中1の知識で解くことが出来る。作図が出題されるのが、中大高の特徴。外接円をイメージができれば手が進むはず。

 

大問7 関数と図形

やや難。というか、作業量が多くて大変。工夫できるところもあるが、基本はゴリゴリ計算して導いていくのが大事。

 

総評

合格者平均点は45点中約26点と、決して高くない。数学と理科を60分で両方解かなければいけないのがネックだが、数学が得意な子なら、満点も目指せると思うので、基礎的な計算力をつける練習を欠かさずに行うのが大事。法政大高校や中央大附属高校の推薦入試の過去問などを使って練習することもお勧めしたい。

この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!