今日、学校選択問題攻略講座「SS60」に参加する生徒に伝えた。
甘さを捨てろ。
残り3週間全力で努力する覚悟を持たないなら、願書を出す資格さえないと思え。
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受験とは、シビアなもの。
1日や2日間のテストで、1年やそれ以上かけた受験勉強の結果が決まる。
だからこそ、大切にしてほしい考え方がある。
「受験は偶然合格することはあっても、偶然不合格になることはない。
不合格には必ず理由がある。」
合格は偶然がありえる、しかし、不合格は必然。
厳しいようだがそれが現実だ。
ちゃんと毎回宿題を提出してんのか?
毎回の授業を真剣にメモを取って、受けてんのか?
間違えた問題をそのままにしてねぇか?
自分の限界まで努力できてんのか?
手を抜いたその日。その瞬間の積み重ねが不合格を生むんだ。
今を大事にしろ。今日が勝負だ。
あと1か月後の合否を決めるのは、今日の自分の行動だから。
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ただ厳しいことだけじゃない。
未来を前向きに描いていかなければならない。
黒澤明。日本を代表する映画監督。黒澤明がかつてこんな言葉を残した。
「高い山は、それを見る者が高い所へ登れば登るほど、高く見える」
これは僕が受験生だったときも、今の受験生を見ていても、深く共感できる言葉。
高い志望校、他人には無理だと言われた第1志望。
そこに向かって日々努力している人は、毎日のように考える。
「僕は、私は、はたしてこれで受かるのだろうか。
ここからどんなに頑張ってもたどりつけないんじゃないか、」と。
志望校を目指して、合格に向かって努力すればするほど、
その志望校が高く感じるものなのだ。
努力していればしっかり頂上に近づいているはずなのに、より遠く感じる。。。
人生って、受験って、そういうものなのだと思う。
だから、逆に言えば「もう無理かも」と思ったと感じた人こそ、
成長している証なのかも知れない。
そして、改めて高い山を登る覚悟を持ち、突き進む努力が必要だ。
あと3週間しかない?違う。あと3週間もある。
定期テスト勉強でも3週間あれば、結果は大きく変わる。
頑張れ、受験生。