公立入試まで1週間を切りました。この試験に文字通り”命”をかけて勉強してきた受験生も多いでしょう。この結果で自分がどの高校で3年間を過ごすかが決まります。緊張しない方が難しいです。
今日は試験への心構えとして、主に公立入試を控える3年生に向けて注意事項をまとめていきます。
ただ、定期テスト・模試などでも本質的な大事なことは変わりません。
ぜひ受験を控える生徒以外もぜひ心得ましょう。
▼前日の準備→当日慌てない準備が大事!
(1) 持ち物は夜のうちに用意しておく。(筆記用具、受験票、時計、防寒、電車賃)
(2) 新しいものをやる必要はありません。今までの確認を可能な限りやりなさい。
(3) 目を閉じて横になるだけでも睡眠と同じ効果はある。寝れないからと言って起きていないように。
何か「特別なこと」をする必要はない。ただの受験前の普通の1日と思って過ごすこと。
▼当日の注意点
(1) 会場は同じ中学校でまとまってる可能性大。余計なおしゃべりで気を散らさないように。
(2) 公立入試の休み時間は20分。この時間で確認したものも1個はテストに出る。気を抜くな。
(3) 数学の前の時間に、数学の問題を解くのはご法度。公式集の確認やノートまとめを見返す時間にしよう。
(4) お昼ご飯は気持ち少な目で?(笑)午後眠くならないように。
▼問題について
(1) 開始直後に問題全体のレイアウトを見ておくこと。
(2) 時間配分が命。解き方が全く浮かばない場合、飛ばしなさい。
(3) 数学で、図への書き込みはマストです。特に証明、座標幾何、平面・空間図形。
(4) まずは「題意の把握」を最優先。重要部分は線を引き、時には何回も読みなさい。
▼解答について
(1) 答えは「人が読んでも分かるよう」丁寧に書きなさい。
(2) 約分、π忘れ、転写ミスは言語道断。一問一問に魂を込めなさい。
▼最後の心得について
(1) 出来ない問題は他の受験生も出来ない。潔く捨てる覚悟を持っておくこと。
(2) 出来る問題は他の受験生も出来る。見直しをして、自分の解き方を再度辿ること。
本番で最も大事なのは「いつもと同じ」という感覚。平常心で臨みなさい。
不安だという人は、いままでやってきたテキストやプリントの数々を見返し、思い出してください。
入試当日たった5時間のために、
数えきれないだけの問題を解き、何百時間という時間を費やしてきたんです。
だから、大丈夫。なんとかなります。
「なんとかなる」という言葉は、本当に頑張ってきた人だけが使うことができる言葉です。
その言葉を使う資格がTOP生にはあります。
ちょっと失敗しても大丈夫、1問くらい解けなくても大丈夫。
だから気負わず、目の前の問題と向き合うことに集中しなさい。
そして、楽しんでください。