【TOP TIMES 2025 NO.23】定期テストか、北辰テストか

2学期の中間テストを控えた中3生から

「定期テストと北辰テストの勉強、どっちを優先したらいいですか」

という質問をよくされます。

 

それに関して、ASKとよこちんでとっぷラジオを撮ったので、ぜひご覧ください。

 

以下はそのまとめです。

結論:目指す場所による!

「定期テストと北辰テストの勉強、どっちを優先したらいいですか」の答えは、自分の志望校・目指す場所によって異なります。

 

まずは、公立高校・埼玉県内のお約束ありの私立高校を目指す場合は、

定期テスト優先、です。

 

その理由として、公立高校・埼玉県内のお約束ありの私立高校を目指す場合は圧倒的に内申点が大事になってくることがあげられます。模試や実力問題を解くこと自体はあとからでもできるけど、定期テストはその時しかありません。少ないチャンスをつかまないといけません。

  

さらに、定期テスト勉強の延長した先が、志望校合格へ繋がっているのも理由の1つです。

 

特に理科や社会は、3年生の2学期で習う単元がそのまま受験の試験範囲になりますし、定期テストの勉強が実力アップに確実につながります。

 

逆に、北辰テストの勉強は直接的に定期テストに活きません。ので、定期テスト勉強を頑張りましょう。

 

一方で、難関私立・国立を目指す子は少し話が変わります。

定期テスト勉強は二の次にしてください。

今まで定期テストを全力で頑張ってきた子ほど、この棲み分けが難しい子がいます。でも、難関私立・国立は、定期テストとは全く別のものを積み上げなくてはなりません。ぶっちゃけ、定期テストに時間を時間を割いている場合じゃないんです。

 

普段の学校の授業や最低限の提出物などの課題だけで、定期テストは挑むのが理想です。学年上位じゃないと気が済まないとか、今までのプライドとかはあると思いますが、そこを棲み分ける覚悟がないと難関私立・国立の合格は遠ざかってしまうでしょう。

 

勉強の質と量

日々の授業や合格講座・SSで、受験に向けた勉強は継続して行います。

 

「定期テスト優先って言ってるのに話が違う」と思われるかもしれませんが、それは違います。

 

3年生は、1・2年生のように定期テストだけに集中していればいいということはありません。受験も意識しながら、定期テスト勉強をこなしていく必要があります。

 

勉強量を確保するのは当たり前のこととして、

 

今までワークを何周もして、何度も同じテキストを反復して・・・みたいな勉強をしていた人は、勉強の質を高める努力は絶対必要です。

 

今までワークを3周で覚えていた人は、1.5周ぐらいで覚えるぞといった具合に自分の勉強方法をアップデートさせましょう。

 

もし課題や授業など困っているときは、ぜひ先生たちに相談してくださいね!

この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!