文武両道を地で行く伝統校《所北》
高校紹介シリーズ。
今回は、所沢市にある実力派の県立の進学校「所沢北高校(通称:所北・とこきた)」です。
1学期に開催された、塾対象の学校説明会に参加してきました。

所北といえば「理系が強い」「真面目な生徒が多い」というイメージが強いかもしれませんが、実際にお話を伺うと、理系・文系を問わず、生徒一人ひとりが主体的に学び、部活や行事にも全力を注ぐ、非常にエネルギッシュな学校でした。
先生方の熱い進路指導や、新しくなった学習環境など、説明会で得た最新情報を詳しくレポートします!
所沢北高校の基本情報
| アクセス | 新所沢駅から徒歩10分。東武東上線沿線だと自転車通学する子も多い。所沢市内からの通学者は約3割で、狭山、入間、川越など近隣市町村から幅広く生徒が集まっています。通学時間は1時間以内の生徒が約8割です。 |
| 特徴 | 創立53年目を迎える伝統校。県内でも先進的な65分授業を導入。普通科(8クラス)と理数科(1クラス)を設置し、国のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも指定されています |
特徴①:公立トップクラスの効率性!独自の「65分授業」
所北の最大の強みの一つが、平成14年度から継続している「1コマ65分授業」です。
月曜日から金曜日まで、1日5コマの時間割を組んでおり、土曜日の授業はありません。周辺の進学校は、土曜授業がある学校も多いので、土曜授業がないのは魅力的!?(週間単位のトータル授業時間で比較すると、隔週で土曜授業(50分×4コマ)を行っている学校よりも、所北のほうが授業時数が多く確保されています。 )
さらに、3年生の文系クラスでも「数学C」を必修とするなど、国公立大学受験を幅広く見据えたカリキュラムになっています。

特徴②:国の指定「SSH」と理数科の本格的な探究活動
普通科とは別に理数科があることや所北は、国からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されていることもあり、ハイレベルな理系の探究型授業が用意されています。
- 理数科の専門カリキュラム: 理数科コースの生徒は、1年次から物理・化学・生物を同時に学び、基礎を徹底的に固めます。2年次からはグループで1年間かけた「課題研究」に没頭し、本格的な論文を執筆。
- 教科横断の「SSコラボレーション」: 理数科では、物理・数学・体育を掛け合わせて「物理の知識で走りがどう変わるか」を研究したり、化学と家庭科を繋いで料理を科学的に分析したりと、知的好奇心を刺激する授業を展開。
- 普通科でも探究ができる: 希望すれば、普通科の生徒も理数科と交ざって課題研究に参加できます。東京大学や慶應義塾大学、埼玉大学などの研究プログラムやイベントにも、多くの生徒が挑戦しています。

特徴③:全国レベルの部活も!切磋琢磨する「最高な仲間」
勉強ばかりではなく、部活動が非常に盛んなのも所北の大きな魅力です。
陸上競技部(男子100m・200mで全国出場)、弓道部(関東・全国常連)、チアダンス部(全国大会出場決定)をはじめ、美術部や新聞部、ギター部、吹奏楽部といった文化部も全国レベルで活躍しています。
また、先日の体育祭の後、最高に盛り上がって片づけを終えた夕方5時過ぎ、教室を回るとそこには黙々と受験勉強に励む生徒たちの姿があったそうです。学校行事も100%全力で楽しむけれど、終わればすぐに受験生としての顔に戻る。
「この切り替えの早さと、お互いを尊重し高め合える仲間の存在こそが、所北の一番の財産です」と先生方が語られていました。

進学実績と筆者の偏見
進学実績
大学の進学実績を見ると、国公立大学への合格に非常に強く、全体の約2割の生徒が国公立大学へ進学しています。
さらに、早慶上理には約10%が進学し、GMARCH以上を合わせると全体の約5割が難関大へ進学を果たすという、極めて高い現役合格実績を誇っています。
「学校の先生や学習環境をとことん信頼して、約8割の生徒が塾に通わずに受験に挑んでいる」というのも頼もしいポイントです。
筆者の偏見
序盤でも書いた通り、同偏差値帯の共学と比べると生徒の印象は、落ち着いていて真面目な子が多い印象。(体育祭や学校行事はもちろん盛り上がる!
そして、制服が酷評されがち…(特に女子)。内部生に聞くと、1・2カ月で慣れるらしい!
気になったら、ぜひ学校に足を運んでみよう!
