法政大学の附属校は3校。
5月&6月は説明会が多く、情報を得るために僕も毎週のように参加していますので、高校紹介が多くなりますがご了承ください。
今回は「法政大学高等学校」
文系に強い大学として名高い「MARCH」の「H」は法政大学です。
法政大の附属校は①法政大高校(三鷹市)②法政第2高校(川崎市)③法政国際高校(横浜市)の3校です。
法政国際だけは立地的にかなり遠いですが、法政大高校や法政第2へはEIMEIグループからも受験する人がいる学校です。
MARCHというとレベルの高い大学をイメージすると思いますが、
法政大の附属はその中でも《穴場》といえます。
今回はその理由に迫っていきましょう。
法政大学高等学校の基本情報
東武東上線からのアクセスは高校生にとっては、少しハードかもしれない。
校舎は広く綺麗で、通う生徒の雰囲気は落ち着いている印象です。9割の生徒が部活動に加入している、生徒主役の学校というのを掲げている。
また、高3では選択科目が多く、高校生では珍しい卒論や卒業レポートの作成もあるなど大学進学や高校卒業後のキャリアを見据えた指導に重きが置かれている。
実は、この法政大高校この2・3年で志願者が激減しています。
3年前は志願者総数600名に対して、昨年度は358名でほぼ半分まで減っているのです。
その理由としては、法政大が理系にはあまり強くない大学なので理系を目指す生徒から選ばれにくくなっていく点や法政大としてのブランド力の低下などがあげられます。
しかし、MARCHはMARCHです。
昨今の大学入試の変革などを考えて、倍率の低下や入試の難易度的にも、高校から法政大に行けることがほぼ確約されるのは相当お得であると思います。
「英語が好きor得意」・「内申が高い」・「私大附属も視野に入れたい」人は志望校の候補にいれてみてもいいかもしれません。
内申を侮るべからず
こういう情報を知ると、いかに内申点が重要かということがわかるでしょう。
法政大のもう1つの附属「法政大第2高校」の推薦入試は、なんと筆記試験も、面接試験もない。つまり内申点だけで、合否が決まるのです(法政大第2の紹介は2学期ですが、詳しく知りたい人はご連絡ください。)
もちろん、県内の私立高校の中にも内申点で“お約束”が貰える高校もありますし、公立志望の生徒は内申点がそのまま素点になりますね。
内申を稼ぎに行く行為は、大人になっていく中で重要な基本行為、相手の立場に立ち、他者意識を育む、訓練だと思ってください。
内申点が高い人は、それだけ人としてのベースができているということであり、その子の学力を度外視しても、その姿勢が出来上がっている人は高校側からも必要とされる存在というわけです。
正々堂々、内申点を稼ぎにいってください。