【TOP TIMES 2023 NO.17】法政大学第二高校

法政大学の附属校は3校

久しぶりの高校紹介シリーズ。今回は「法政大学第二高等学校」です。文系に強い大学として名高い「MARCH」の「H」は法政大学です。

 

法政大の附属校は①法政大高校(三鷹市)②法政第2高校(川崎市)③法政国際高校(横浜市)の3校です。最寄りになる武蔵小杉駅は東武東上線が直通しており、EIMEIグループに通う生徒であれば乗り換え不要でいけるアクセスの良さが特徴的です。

 

法政大学第二高等学校の基本情報

東武東上線からのアクセスの良さが何よりの特徴、神奈川の高校でも通学範囲にできるのは埼玉県民の特権かもしれない。

 

校舎は広く綺麗であり、授業はグループでの話し合いやレポートも多い。体育祭や文化祭では生徒主役というのを掲げている。附属校という利点を生かし、大学進学や高校卒業後のキャリアを見据えた指導に重きが置かれている。

 

また、2年の12月時点で進学する学部の決定があり、3年時には学部ごとのクラス分けが実施される。留学の仕組みなども充実しており、大学受験がいらない利点を全面に生かしたカリキュラム。

 

なんといっても特徴的なのが、その入試のシステムです。

 

入学者の半分以上が書類選考で決まり、その書類選考は基準の内申点を満たしていれば、合格がほぼ確実となる(書類選考は第一志望のみで、併願は不可)ため、

内申点をしっかり取れている生徒にとってはなんとも“お得”な高校である。

 

また、一般入試は、筆記試験の方は併願も可能で、合格者の約半分が公立高校を受験している。その中で一番割合の多い高校は横浜翠嵐高校(神奈川県NO.1公立)になっている。

 

つまり、埼玉なら、早稲田・慶應に受かって、県立御三家を受験する人がいるように、

難関私立といえども、公立トップ校の滑り止めになっているのが、昨今の高校受験の実態である。

 

先を見据えた進路選択を

 高校の説明会に足を運ぶ中で、「先を見据えた進路選択」の重要性を改めて実感しました。

 

上位の高校ほど、高校生活の実態より、大人になってからや大学進学に向けてどんなことを意識している学校であるかを話す時間が長いです。

 

中学2年生あたりから、

・自分がどんな高校生活を送りたいか、

・大学でどんなことを学びたいか、

・将来どんなことを仕事にしたいか、

・どんな生き方をしたいか。

 

そんなことを真面目に、真剣に考えていかねばなりません。

 

進路選択とは将来の可能性を絞っていく行為です。

 

目の前の楽に逃げてしまう、たいして先を見ずに高校を決定してしまうことは、後に後悔する結果になりかねません。

 

中学生の君たちの可能性は無限大で、どんな選択をすることもできるのです。

 

真剣に、後回しにせず、自分の人生を考え、進路選択をしていきましょう。

この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!