いま起きている2つの変化
TOP-TIMESでも何度か記事にしてきましたが、これから高校受験の大きな変化が2つ訪れます。
①2026年度から始まる私立高校授業料の実質無償化。
②2027年度から大きく変わる埼玉県公立高校入試制度
どちらも単なる制度変更ではありません!
受験の戦い方そのものが変わる、そんな転換点になることでしょう。
「無償化=安い」ではない。見落としがちな出費を忘れない。
まずは1つ目の、高校無償化について。
2026年4月から支援が拡充され、公立は年11万8,800円、私立は年45万7,000円まで支援されるようになります。多くの私立高校は授業料がこの範囲に収まり、「実質無償」になる見込みです。
でも、ここで勘違いしてはいけないのは、無償になるのは授業料だけということです。
施設費、入学金、教材費、修学旅行、制服、通学費…。実際にはまだまだ費用はかかりますし、学校によって差もかなり大きいものです。
なので、志望校の入試要項を読んで、年間総費用を計算してみましょう。
「無償化だから私立も安心」ではなく、数字を見て冷静に判断することが肝心です。
通知表の時代、終わるのか?
次に、2つ目の、公立の入試改革について。
2027年度からの埼玉県公立入試では、調査書の中身が大きく変わります。
部活動の実績、検定資格、出欠の記録などの項目は基本的に評価対象から外れます。
残るのは、評定のみ。
部活で頑張ったから有利、検定で加点を狙うといった戦略はより一層通用しにくくなります。
これは厳しく見えるかもしれませんが、裏を返せば「評価がわかりやすくなる」ということでもあります。
結局やるべきことは変わりません。
主要教科だけじゃなく、副教科まで含めて、日々の授業や定期テストを大事にする。
当たり前なのですが、これに限ります!
全員面接の導入はどう捉えるべきか。
調査書の変化に加えて、もう一つの大きな変更点は、全員面接の導入です。
「自己評価資料」という提出物ができ、これが面接の質問のベースになります。
部活や検定など、調査書から消えた実績はここで初めてアピールできます。
ただし、ここは強調しておきたいのは、面接の配点は多くの学校でごく小さい(もちろん、大きい学校もあるのですが)。
合否の中心は、あくまで学力検査と評定です。そこは今までと変わってません。
なので、「話すのが苦手だから…」「自分を表現できるか心配」と、不安な声はよく聞きますが、そこまで恐れなくて大丈夫です!
制度は変わる。でも、本質は変わらない。
学力検査の形式も変わり、マークシート導入、作文廃止、記述は減少。よって、マークのズレ、時間配分、基本問題を落とさないことなど、地味なところが、合否を分けることになるでしょう。
制度は確かに変わります。
でも、本質は昔から同じです。
目の前のことを、毎日きちんと積み上げられるかどうか。
情報はどんどん更新されていきます、ぜひ埼玉県教育委員会の公式情報も確認してみてください。
一発逆転ではなく、コツコツ積み上げた人が勝ちやすい入試になってきているのは確かです。
だからこそ、日々の勉強を大事にしましょう。
