【TOP TIMES 2024 NO.12】当たり前の基準

狭き門より入れ。滅びに至る門は大きく、その道は広い。」-新約聖書より

4月12日。新年度のSS70&SS60がスタートします。EIMEI-TOPに所属し、毎週のSSをこなしていくのはとても覚悟がいることです。君たちをTOPの講師陣も全力でサポートします。一緒に頑張っていきましょう。

 

ただ、ここで知っておいて欲しい現実があります。

 

それは、君らが勉強している時間にゲームやYouTubeを見ている「楽な選択」をしている子たちの方が、受験では第一志望に合格する確率が高いということです。

 

は?なんで?

 

これには、受験校の倍率や難易度が関係しています。偏差値50を下回る高校は倍率が1を下回り努力なんてしなくても入れる学校もありますし、偏差値60付近の高校でも倍率はそこまで高くありません。

 

でも、偏差値60を超える高校は、人気校ばかりの“狭き門”。

 

君たちが必死に勉強し誘惑と戦ったとしても、不合格になる確率は、たいした努力をせずに誘惑とも戦わない子より高いのです。

この現実を君たちはどう捉えますか。

 

 

僕は、それでもあえて厳しい道を選ぶことに意味があると思っています。

キリスト教の聖書の中でこんな一説があります。

「狭き門より入れ。滅びに至る門は大きく、その道は広い。」

 

僕は、宗教を信じているわけではありませんが、この言葉は生きる上ですごく大事な考えなのではないかと思います。人間は楽をしたい生き物です。

 

だから、大きくて広い道、つまり楽な道を選びがちですが、そこから自分を成長させることはできないでしょう。

そして、楽をして選んだ道には後悔がつきものです。

 

「あの時こうしておけばよかった」と後悔するぐらいなら、リスクが高くて大変な道でも、本当の意味で自分にとって価値ある成果を得たいならば、困難な道を歩んでいくべきと僕は思います。

 

だから、あえて厳しい道を選択できること自体がすごく価値のあることなのだと思います。

 

“当たり前”の基準

 厳しい道を選んだうえで、結果を出すためには、自分の当たり前もアップデートさせる必要があります。

 

例年、この子は本物の受験生だなっていう子は、「あんた勉強しすぎなんじゃないの?」と、親を心配させています。

 

そんなのありえないという保護者の方もいると思います(笑)しかし、ほとんどの生徒は、圧倒的に勉強量が足りていません。

 

3月中旬に行ったTOPのイベントでも言った通り、難関校の合格を掴んでいく子は、親や先生に言われることなく、他の人がびっくりするぐらい勉強しています。

 

でも、勉強ってその努力が他の人からではわかりにくいんですよね。なので、難関校を目指す子にとっての“当たり前”をいくつか示します。

 

・毎日勉強するのは、当たり前。

・部活や習い事もなく、学校もない休日なら1日10時間ぐらい勉強して当たり前。

・小テストがあったら満点を取って当たり前。

・その日に習ったことは、その日のうちに復習して習得するのは当たり前 など

 

例を挙げればきりがないのですが、こういう当たり前の基準を日々自分の中で上げていけるかが肝心です。

 

でも、きっとSSを受けていれば他の周りの子と比べて当たり前の基準が勝手に上がっていくはずです。半年後や1年後には、気づいたら想像もしていなかったような高みにたどり着いていることでしょう。

 

そんな未来の自分の姿にわくわくしながら、目の前のことに全力を尽くしてください。

 

睡眠時間を削ったり、体調を崩しても無理しつ続けたりすることを推奨しているわけではありませんよ!!

 

まだ部活も引退していない中で、体力的にも大変な時期になっていきます。無理はし過ぎない範囲で、楽な道に逃げないよう自分を律していけるように、ベストを尽くしていきましょう。

この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!