SSKの10問テストや北辰テストの答案を見ていて、毎年思うことがあります。
途中式を見れば、その子の数学の実力はだいたいわかる。
今日は改めて、途中式の大事さについて書きます。
数学は「順序だてて」解く教科
数学は、論理的に、順序だてて答えにたどり着く教科です。
その「順序」が目に見える形で残るのが途中式です。
だからこそ、途中式が汚い・あっちゃこっちゃに書いている・省略して書いている子は、やっぱり伸び悩みます。
落としているのは「難問」ではない
いくら難しい問題が解けるからといって、北辰テストも本番の入試も、正答率の高い問題を確実に得点源にできなければ、いい結果には結びつきません。
毎年受験生を見ていると、「わからない、できない」で落としているのではなく、計算ミスや問題文の読み間違いで点を落として伸び悩む子が一定数います。
ケアレスミスについては、以前のTOP TIMESでも書きました。
その対策として、シンプルかつ効果抜群なのが、途中式を丁寧に残して、見直しでミスに気づける状態にしておくことです。
途中式が残っていなければ、見直しは「もう一回最初から解き直す」しかありません。
途中式が残っていれば、「どの行で間違えたか」を一行ずつ確かめることができます。
先輩たちの途中式
ここで、実際の先輩たちの答案を紹介します!
まずは、学校選択問題の数学で偏差値70オーバーを取っていた先輩の10問テスト。

右側のフリースペースの使い方を見てください。
もうこの写真だけで、結果を出しそうだなってわかりますよね(笑)
続いて、昨年度の中3生たちです。






字の綺麗さは関係ありません。
(ブログで紹介している子は比較的綺麗な子を選んでますが笑)
共通しているのは、どこに何を書いたのかが一目でわかること。後から見直したときに、自分が考えた順番をそのままたどれる答案になっています。
意識してほしい3つのこと
①丁寧に
字の上手い・下手ではなく、自分で読み間違えない字で書くこと。6と0、1と7を読み違えるのは、急いで雑に書いているからです。
②省略せず
「これくらい暗算でいける」が一番危ないです。符号のミスやマイナスの付け忘れは、途中式を飛ばしたところで起きています。
③まとまりをもって
1つの問題の式は、1か所にまとめて上から下へ。余白のあちこちに書くと、見直しのときに自分の式を追えなくなります。
途中式は、習慣で変えられる
途中式の書き方は、才能ではなく習慣です。
そして、習慣は今日から変えられます。
意識するだけで効果は抜群です。
今日から、ぜひ試してみてください!


