【TOP TIMES 2026 NO.34】内申は、二度と取り直せない。

今年度、埼玉県の公立入試が大きく変わるにあたり、春からたくさんの高校の説明会に参加してきました。

 

その中で感じた、「内申の本当の怖さ」をまとめておきたいと思います。

 

調査書から「君の活躍」が消える

今の中3が受ける2027年度入試から、埼玉の公立入試は大きく変わります。

その中で、一番インパクトが大きいと思っているのがこれです。

 

調査書から、部活動・生徒会・資格の記載がなくなる。

 

部活の部長や、県大会出場も、英検2級も。

 

これまで調査書に書かれていたものが、書かれなくなります。(※活動のことは、自分で書く「自己評価資料」に移ります、面接で活動をアピールする必要もあります)

 

じゃあ、調査書に何が残るのか。

 

9教科の、5段階の数字です。

 

高校が中学校から受け取る「君の3年間」は、ほぼ数字だけになる。

 

厳しい言い方をすれば、

内申点が、そのまま君の名刺になるということです。

 

しかも内申は、中1から積み上がっています。今から取り返せるのは、残された期間の部分だけです。

 

「北辰テストで決まる」はウソ

「埼玉の私立高校は北辰テストで決まる」

これは、よく聞く話ですし、間違いではありません。

 

でも、半分しか正しくない。

 

私立高校の推薦や併願の基準には、内申の基準がついている学校がたくさんあります。

さらに、「1・2がないこと」のような条件がつくこともあります。

 

つまり、

北辰の偏差値がどれだけ高くても、内申の「穴」1つで門前払いになることがある

ということです。

 

特に注意してほしいのが、実技教科。

5教科は得意だけど、体育や美術が3、、、なんて子は要注意です。

 

さらに、都内の大学附属校の推薦となると、内申基準はもっとシビアになります。

「附属校の推薦を狙いたい」と思った時には、もう内申が足りなかった。

そんな子を、僕は何人も見てきました。

 

逆に言えば、内申点が高いと、有名な附属高校の入試も突破できるぐらい強力な武器になります。

 

内申点を舐めている君へ

正直に言うと、僕も内申という制度に思うところはあります。

(以前のTOP-TIMESでも「良い子」は誰が決めるのか、という話を書きましたね。)

 

でも、それとこれとは話が別。

 

ルールに文句を言うのは、勝ってからにしよう。

 

受験は、決められたルールの中で戦うものです。ルールが気に入らないからと言って、手を抜いた人が得をすることは絶対にありません。

 

そして、内申は「ゴマすり」で上がるものではありません。

 

・提出物を、期限通りに、丁寧に出す

・授業に積極的に参加する(可能なら自分から手を挙げる)

・定期テストで、一つ一つの単元をちゃんと取りきる

 

当たり前のことを、当たり前に続けた人の数字が上がる。それだけです。

 

内申は、過去の自分が、未来の自分に書いてくれる推薦状なんです。

 

中3生も中間テストが終わったばかりのタイミングだと思いますが、、、

 

ここが最後の勝負所です。

 

多くの中学校では、中3の内申は2学期の成績で決まります。つまり、今度の期末テストが、ラストチャンスです。本当のラストです。

 

北辰・受験の勉強も大事。

でも、日々の学校の授業に手を抜かないでください。

期末テストもしっかり点数を取りに。

 

そして中1・中2の君へ。

君らの内申は、今まさに「確定」していっています。

中3になってから焦っても、過去の成績は変えられません。

 

今日の提出物、今日の授業、次の定期テスト。

その一つ一つが、君の名刺になります。

 

全力で内申点を取りに行きましょう(^^)

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この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!