【TOP TIMES 2024 NO.18】第2領域

り良く生きるための「7つの習慣」

人がより良く生きるためにはどうすればいいのか?という問いに対して、著書が考える答えをまとめた「7つの習慣」という世界中で読まれている本があります。

 

原書はめちゃくちゃ分厚いのですが、10代向けに訳されたバージョンもあったり、YouTubeでは本の解説動画も多くありますので、興味がある人はぜひ読んだり、見たりしてみてください。

 

 

今回は、第4回SS講座の授業の最後に英語科の沼田先生から話があった、

「7つの習慣」内で紹介されている【第2領域】についてまとめていきます。

 

この第2領域の考え方こそ、時間を有意義に使える人とそうでない人と大きな分かれ目になると思います。

 

 

 

緊急ではないが重要なこと

人の行動は大きく4つに分類されます。

 

第1領域「緊急で重要なこと」

第2領域「緊急じゃないけど重要なこと」

第3領域「緊急だけど重要じゃないこと」

第4領域「緊急でも重要でもないこと」

 

 

これを、普段の中学生の生活に落とし込むとどうでしょうか。第4領域は想像しやすいですね。

ゲームやテレビ、スマホをいじる時間、だらだらとする会話など。この第4領域はリラックスする時間だと思いますし、

 

必要です。が、もっと重要なことはたくさんあります。

 

中学生にとっての第1領域は主に定期テストや部活動でしょう。提出物や大会があり、期日が1か月後や2週間後と比較的近くて、やらないといけないことは誰にでもわかることですから、そこに向けて必死に頑張れる人は多いです。

 

問題は、第2領域である「緊急ではないが重要なこと」です。

 

これは、いわゆる“将来への備え”になります。

今絶対にやらなければいけないことはではないのだけれども、後々のことを考えれば確実にやっておいた方がいいこと。実は、人間というのはこの第2領域を後回しにしてしまう生き物なのです。

 

 

「ダイエットしなきゃなのはわかっているけれど、今日は仕方ないかな~」とか、

「検定・資格のために勉強したいけど、今は忙しい」とか、

いろんな理由付けや言い訳をして後回しにしてしまう。やりたい事や重要だとわかっていたとしても、その時間を作ることは、大人でも非常に難しいことだったりします。

 

 

 

中学生にとって、この第2領域が今の時期の受験勉強だと思います。

受験はまだまだ先で緊急度は決して高くありません。ですが、誰もが大事なものだということはわかっているはずです。

 

 

でも、目の前の定期テストや部活など第1領域に追われて第2領域まで手を出せない人もいますし、一概に受験勉強しなきゃと思っていたとしても、何をすればいいかわからないから結局何もできないって人も多いと思います。

 

 

第2領域の時間をとるために、将来のための行動をするためにどうすればいいのでしょうか。

 

 

第2領域を実行するために

目の前のことで追われて後回しにしてしまうことが第2領域ですから、それを阻止するためには

強制的にでもその時間を確保することが必要です。

 

 

さっきの例でいうと

「ダイエットしたいから、仕事帰りに必ずジムにいく」とか

「検定や資格を取りたいから寝る前30分必ず勉強する」とか。

 

 

それでも、人間は弱い生き物ですから、誘惑に負けてしまったり、言い訳してしまったりします。

 

なので、誰かと約束するとか、報告し合うとか仕組みを作るのも有効です。

 

 

 

2年生や3年生1学期段階での受験勉強に関して言えば、塾をフル活用するのがいいでしょう。

 

 

 

SS講座もそんな第2領域の時間を確保する1つの仕組みです。

 

この仕組みで君らが受験を意識して、それに向けて勉強していけるように頑張っていければいいなと思っています。

この記事を書いた人

横山眞己(よこちん)

EIMEI-TOP代表の横山です。
EIMEI-TOPは難関公立受験をサポートする塾として、富士見市・ふじみ野市・川越市で結果を出してきました。浦和・大宮・浦和一女など公立上位に限らずお茶の水女子大附属、早稲田本庄、中央大附属など難関私立も直接の指導実績あり。日々、数学の入試問題を解き自己研鑽に励んでいます!