今、夢や目標はありますか。
人の行動は、夢や目標がスタートです。
目先の目標であれば、定期テストで○位になりたいとか、●●点をとりたいとか。もっと先の夢であれば、○○になりたいとか、10年後●●をしていたいとか。
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。
吉田松陰
この言葉の意味をしっかり胸に刻んでほしいです。そして、今回のTOP-Timesは、そんな具体的な目標設定について考えていきます。
達成したい目標の一歩先へ
50m走で好タイムを出す方法。
それは
《ゴールの時にもう1メートル先にゴールがあると思って走れ!》
どこかで聞いたことがあるはず。
人間は目標を設定すると、そこをゴールと思って頑張る。ゴールが見え、設定したゴールが近づいてきた時には「最後の力を振り絞る」という言葉と意識に満たされる。
そして、いよいよゴールまで数センチあと身体を前に傾け、その勢いでゴールテープを切ろうとする。その時、すでに身体を前に出す力はなくなります。
目標は、本当に達成したいところの数歩先に設定。
これが大事です。
受験における学力で言うなら、太い横線が到達したいライン。三角は蓄積した学力。
そこがゴールだと思うと、努力の先端だけが届けば良いと思うのが人間です。
そこに到達した時、積み上げた学力はゴールラインに「点」で接している。
しかし、ゴールを数歩先に設定すると、積み上げた学力は合格ラインを遥かに越え、受かるか落ちるかで見れば“確実に受かる”という状態になるのです。
《学年1位の子が、学年1位を取れるのは、「定期テストよりその先を見据えて勉強している」から》である。
仮に学年1位を取る学力があったとして“点”で接しているだけでは、
安定して学年1位を取り続けることはできない。その先を見据えて行動するから、他者を圧倒することができるのです。
とりあえず和国現象
定期テストよりその先、高校受験の話をします。
高校の名前をちょっと知り始めると、
「とりあえず和国現象」(横山が勝手に呼んでいるだけ)
が起こります。
それは
「志望校まだ具体的は決まってない、けど偏差値60ぐらいの高校にはいきたいな~和国(川南・所北・所沢)ぐらいに行けたらいいな~」っていう人が増える現象のことです。
ちょっと勉強できる人が、とりあえず志望校にするのがこの偏差値60~65の高校。
決してそれらの高校をバカにしているわけではない。どの高校も魅力があり素敵な高校です。
ちゃんと理由があって和国・川南・所北・所沢を目指すことは、もちろん素晴らしいことです。
しかし、
“とりあえず~”や”なんとなく~”で入れる
楽な高校ではないことを1・2年生は知っておいた方がいい。
偏差値60~65は県内で8~13%に入る上位勢。倍率も1.5倍を超える人気校が多いです。
生半可の覚悟で受かるほど、受験は甘くない。
TOP生の中には、学校の授業を受けて、わからなくなることも基本的にはない、あったとしても自分で解決できる力はあって、学校の成績もいい子は多いでしょう。
しかし、所詮それも「井の中の蛙」。もっとすごいやつが世の中には同世代にはたくさんいて、そういうライバルと高校受験や大学受験で戦わなければいけないのである。
川高・川女受験専門
EIMEI-TOPは、かつて川高・川女受験専門を掲げていました。(今は公立上位校専門と変更した。)
これは、全員が川高・川女に行きなさいということではありません。
川高・川女の偏差値はおよそ70。県内上位4%であり、仮に70あれば、どんな高校だって目指せるレベル。
目標を早期から高く設定しておくことで、いざ受験生になったら可能性が広がる。視線が高くなり、日々の授業への参加する姿勢、勉強の取り組みが変わります。
授業中に居眠りしているやつ、やるべきことをきちんとできない人が川高・川女に受かるわけない。偏差値70に届くはずないのです。
目標がないなら中途半端な目標にしないで、できる限り高い目標を設定におくことをお勧めします。
目標設定はとても重要です。
だからこそ、定期テストなら常に100点を目指すべきであり、高校受験なら川高・川女以上を目指すべきだと思うのです。
代表 横山